アジアポケットネットワークス  LANケーブルを作る

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L A N ケ ー ブ ル を 作 る
≪ R J 4 5 圧 着 工 具 を 使 っ て ≫
LUKY10 記念事業!
LANのケーブルの作成についての話です。
10/100BASE-Tを対象にしています。
昔使われた10BASE-2や5は、どこにいってしまったのだろう。
このページは「HSW」さんのご協力で掲載させて頂いております。
 なぜケーブルを作るの? 買ってくれば? 
■ ちょうど良い長さの物が欲しい
 最近は市販のケーブルもメートル毎で各種売ってますので、用途に合わせて選べます。が、
 現場にピッタリとは行きません。  余ったケーブルは場合によっては非常に邪魔です。
 洋服と同じでオーダーメードのぴったりは、良い物です。注)体型の変化  があった場合、この限りではない。

■ 狭いところを通す必要がある
 部屋の間、フロア間配線の場合など、狭い場所を通す必要があるときは、最初からコネクタがあると邪魔です。
 こんなときは、通した後でコネクタを取り付ける必要があります。

■ 大量の場合は安い(こともある)
 コネクタ付きの物を大量に買うより、作成する方が安い場合もあります。被覆の品質を問わなければ、出来合い
 も安いので、  価格だけ見ると必ずしも安くないですが。

■ 修理する場合
 オスのコネクタには、簡単に抜けないようにロックのためのピンがついていますが、これが良く折れてしまいます。
 折れにくく  する工夫のされた物も見かけますね。折れてしまったら、外れやすくなります。
 大事なファイルのやり取りの途中でポロなんて  外れちゃ困りますね。

■ 数が足りない
 案外多かったりする理由です。あ、1本足りない。買いに行くのもめんどう。で、使ってるケーブルを半分に切って
 2本にしちゃう。

■ 失敗の可能性もある
 自分で作れば当然失敗する事もある。その時はやり直しましょう。

 準備するもの 

■ ケーブル(必須)
 100m単位で購入すると単価は安いです。でも、そんなに必要無いですか?きっと近所の人が持ってますよ、きっと。

■ コネクタ(必須)
 LANケーブルについているRJ45のコネクタ、単体でも売ってます。100個とか1000個買うと安くなります。が。

■ 圧着工具(必須)
 ケーブルにコネクタを圧着(かしめ)するための専用工具。これなくして作業はおよそ不可能です。

■ ニッパ−(必須)
 ケーブルを切るのに使います。カッターでの作業は怪我の元。はさみも無理。ペンチでもだめ。

■ カッター (あれば便利かも)
 被覆の処理に使います。扱いなれない人は、辞めた方が良いです。

■ テスター(欲しいけど持っていない)
 作ったケーブルが正しく動作するかチェックします。 通信できない原因がケーブルなのかそれ以外
 (ボードやHUBやパソコン)なのか切り分ける事が出来ます。

■ ストリッパー(買ったけど使ってない)
 被覆を剥くのに使います。圧着工具がこの機能を持ってる場合もありますが、概して使えないです。
 私はカッターを使います。(危険なので良い子は真似しないように)

RJ45コネクタ(8ピンモジュラー:ISO8877)
 左上から、ケーブル、コネクタ、右上から、圧着工具、ストリッパー、カッター、ニッパー、テスター
 作成 
  では、作ってみましょう!

 
 ■ 適当な長さにケーブルを切る
  欲しい長さにケーブルを切ります。
 
 ■ 外側の被覆をはがす
  一番外側の被覆をはがします。約1CM程度です。
  剥がし足りないとうまく固定できません。
  剥がしすぎると断線などのトラブルの原因になります。
  専用のストリッパーを使うと、ちょうどよい長さになります。
 
 ■ より対線をならべる
  より対線をほぐして、色の順番に並べます。
  橙白、橙、緑、青白、青、、緑白…です。
  橙、橙白、緑、緑白、青…ではありませんので注意。
  間違っても動いてしまうのですが。均一
   (注1、基礎知識の順番の項を参照)

 ■ 長さを切り揃える
  並べた上で、再度切り揃えます。これは、コネクタに差し込んだときに
  均一に入るようにするためです。
  こうしないと、導通しない部分ができたりします。

 
 ■ コネクタに挿入する
  このときに、並べた順番がばらばらにならないよう注意しましょう。
  ちょっと緊張します。
 
 ■ 確認する
  きちんと先端まで入っているか、並びがおかしくなってないか確認します。
 
 ■ 圧着する
  圧着工具にコネクタを差し込んで、ぎゅっ、ぎゅーっと締めます。
 
 これで完成

 基礎知識 

 LAN(10/100BASE-T)の基礎知識を少し 100mまで。 ケーブルによる部分もありますが、基本的には100m以下です。
 それ以上の場合は、途中にリピーター(HUB)を入れるか、光などを使いましょう。

 ■ LANケーブルの構成
 両端にコネクタがついたケーブルです。 ケーブルは、2本を撚り合わせたもの4組8本にカバーがかぶったものです。
 UTP(アンシールド・ツイスト・ペア)ケーブル、両端のコネクタはRJ45の規格の物です。

 STP= ツイストペアでシールドがあるもの
 UTP=ツイストペアでシールドが無いもの

 ■ RJ45って?(8ピンモジュラー:ISO8877)
 こんなやつです。 LANケーブルについてるコネクタで、電話のモジュラーケーブルのコネクタのお兄さんみたいなの。

 ■ケーブルの種類
 ケーブルは性能によって5つのランクに分類されます。最近売られているものは、カテゴリ5(カテゴとかいいます)
 がほとんどなので、100Mbpsの通信でも使えます。

カテゴリ 用途 備考
1  音声
2  低速の通信 音声  ISDNなど
3  10Mbpsまでの通信 音声  10−BASET
4  16Mbpsまでの通信  あまり聞かない、見かけない
5  100Mbpsまでの通信  10・100BASE-T用

 

 ■ 順番
 8本の線の説明です。各線には色がついています。この順番にも規格があります。

 T-568AとT-568Bは米国の規格で決められた配列で、ANSI/TIA/EIA-568Aでは、T-568Aが主でT-568Bを従として採用。
 T-568Aの配列が多いらしいです。両端同じならどちらでも動きます。(2001.11.23 追記)

ピン 1 2 3 4 5 6 7 8
T568A 白/緑 白/橙 白/青 白/茶
T568B 白/橙 白/緑 白/青 白/茶

以下のページに、詳しい資料があります
http://www.tsuko.co.jp/pdffiles/no1.pdf
http://www.tsuko.co.jp/faq/3-01.html

番号 信号 色(例)
1 +TD 橙白
2 −TD
3 +RD 緑白
4 未接続
5 未接続 青白
6 −RD
7 未接続 茶白
8 未接続

 TDは送信、RDは受信

 おわかりのように、LANでは1、2、3と6のピンだけが使われます。(ISDNでもRJ45のコネクタを使った
 ケーブルを用いますが、このときは3,4,5,6ピンを使います。)

 ■ ストレート&クロス
 両端が同じ配線=ストレート ひねって配線=クロス
 HUBとパソコンはストレート HUBとHUBはクロスで接続します。

 ■ ISDNの配線との違い
 ISDNの線とは違うのか? ISDNでは1.5Mbps程度なので、カテゴリー2程度のケーブルで良い。
 3,4,5,6を使うLANケーブルは、ISDNに流用可能だけど、ISDNのケーブルは必ずしもLANでは使えない。
 (だめな事が多い)
 

参考文献
  • パソコンLANとインターネット技術 小林佳和著 (NECクリエイティブ)
  • コンピューター&ネットワークLAN 1997.4

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